博多座『二月花形歌舞伎』

博多座今月の舞台、
『二月花形歌舞伎』を観劇してきました。

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主演を勤めるのは、市川猿之助さん。
昨年四月のスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』では、
博多座の劇場全体を一体化させた演出で、
大いに楽しめた舞台・・・

今回の演目は・・・
『男の花道』
『艶姿澤潟祭』
『雪乃丞変化』
昼夜の公演、一気に観劇させて頂きました。

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まずは・・・
『男の花道』

人気役者と医者の
男同士の友情を描いた物語。
う~ん、ところどころこみ上げるものが・・・
生きている限り、縁合って知り合えたのであれば、
とことん、相手を思い合える仲でいられたら・・・
自分もまたそう思える人間でいたいなぁ、と。

「義理人情」
日常あまり、聞くことのなくなった言葉ですが・・・
私はおそらく骨の髄までこの言葉で出来ています。

『艶姿澤潟祭』
これは、歌舞伎!?と、思わせる、
モダンなショーアップされた和と洋がミックスされた、
レビューの舞踊・・・洋の楽器が驚くほど新鮮で、
お客様を異なる劇場空間へ誘っていました。

猿之助さんならではの細部にまで拘った、
完璧な演技と華やかな舞台、今回も感動の嵐です。

さて、
夜の部では・・・
中村歌六さんのご長男、
中村米吉さんのお役が楽しみでした。
と言うのも・・・

月曜日FBS『めんたいワイド』のメイク室で、
すでに博多座観劇した演劇好きなメイクさんが・・・
「嵯峨さ~ん!米吉さんが、スゴイ~~~!」
と、興奮ぎみに話していて・・・
加えて、博多座の方からも
「米吉さん、素晴らしいですよっ。」と。

さらに、この日、
お席がお隣になった私と同じ「歌舞伎応援隊」の方も、
「米吉さんの人気、SNSでもスゴイですよ~~!」と。

あれこれ、米吉さんのこと・・・
お話を聞く毎にワクワク期待が高まる私・・・

ですが~!

その期待は、『雪乃丞変化』の幕が空き、
米吉さん演じる、軽業のお初が、
最初の一台詞を発したとたん!!!
私の中で、その期待メモリが瞬時にFULLに達し、
想像以上のワクワクが~~~っ!!!

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米吉さんのお母様である友人の、恵子さんからは、
「いいお役を頂いたから是非見てやって・・・」と
言って頂いていたのですが・・・

「いいお役って、こういうことだったのか~!」
事前に詳細を伝え聞いていなかったこと、
その彼女の心遣いにもあらためて、感謝です。

今までは、愛らしく可愛い姫役の女形を
見てきたので、相反するお初は新鮮で・・・
本当に素晴らしく、いや~~~、私、
超はまりました~~!

可憐で美しい女形を演じる米吉さん・・・
歌舞伎ファンの方をさらに魅了することでしょう。
観劇の機会がますます、楽しみになりました。

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これは・・・
先日、すれ違いの福岡空港でお茶をした際に
恵子ちゃんから頂いた物・・・

米吉さん仕様の”KitKat”
クッキー入りのピアノは恵子ちゃんが
ライブを開催した際のお客様へのプレゼント・・・

「 あぁぁ~~~
 私もそろそろ、ライブしなきゃ・・・・」

素晴らしい舞台から、
素敵な刺激をたくさん頂きました。
感謝です。



NAKAMURA
~中村歌六 中村米吉 龍之介~
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博多座『おたふく物語』

藤山直美さんの博多座での舞台、
『おたふく物語』

待ちに待ったこの日・・・
ワクワク、ウキウキとした気持ちを胸に、
劇場に運ばせて頂きました。

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藤山直美さんの舞台観劇は、
もう何回目でしょうか・・・
故 中村勘三郎さんや沢田研二さん等、
いろいろな演者さんとの舞台が蘇ります。

子供の頃は関西で育った私、
テレビでは毎週当たり前のように見ていた、
直美さんのお父様、藤山寛美さんのテレビ中継。

それを引き継ぐ直美さんの泣き笑いの舞台は、
大人になった今だからこそ、より染みてきます。

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さて・・・

今回の演目は山本周五郎さんの名作を舞台化した、
『おたふく物語』

下町の愛と人情を題材とした人情物語。
直美さんにはピッタリの演目・・・

一途で正直で何事にも嘘がなく、
馬鹿と言われるほど一生懸命な生き方、
今の世の中には稀有と言われるかも知れない。
でも、だからこそ、その純粋な姿に心打たれます。
毎回思うことですが・・・

これは、舞台という芸の道ひとすじ、
ただひたすら歩みを続ける藤山直美さん自身にも
重なり合う様にも感じ、加えて同世代の私には、
襟元正す教えのようにも伝わります。

そして・・・

この舞台では、
田中美佐子さんや音無美紀子さん、林与一さんという、
豪華な顔ぶれも見ごたえとなっています。
しっかりとした俳優人の皆様との共演で、
重厚な舞台ともなっています。

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ご縁の中での人と人・・・
「人が人を思いやる気持ち」
人の世は、こうでなくてはならない、ですよね。

今回も博多座の皆様のお陰で
素敵な観劇の時間を頂きました。

生きているな中での、
そうした一つ、一つのご縁、
大事ですね・・・

舞台を見終わると温かい気持ちになります。
と、同時に・・・

「しっかり生きていこう・・・。」と。
目に見えない優しいもので、
胸が熱くいっぱいになりました。

感謝です。

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京子さんと博多座へ。

気が付けば・・・
いくつかの季節が過ぎていました。

日本テレビ『PON!』のプロデューサーの
藤永京子さんと久々のランチ。

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陽射しがそそぐ小高い場所にたつ、
古民家のレストランで・・・

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お魚や・・・

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お肉を・・・

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少しずつ頂いて・・・

最後はデザート。
私はラスベリーのスイーツ。

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なんだか、色合いも季節にあっています。

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何気なく置かれた、栗。
オブジェも秋ですね・・・・

さて・・・
京子さんとは積もる話をし・・・
かつて私も毎日足を運んでいたホーム・・・
日本テレビの仲間の現在の様子をあれこれと。

まだ、皆がディレクターで、
熱い気持ちを現場でぶつけ合いながら、
日々仕事や取材に汗し涙していたあの頃・・・

懐かしい記憶を辿りながら、
情報番組がキラキラ輝いていた時代を振り返ります。

熱い仲間の話は遠く離れた私にも、刺激的・・・
長い年月を経て、今では皆偉くなったようですが、
戦う場所や立場は違えども、あの時代の仲間は、
肩書きが変わろうと、変わらぬ味方と感じます。

尽きぬ話は、
いったん収め・・・

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この日の目的は、
博多座で開催されている・・・
『ジャニーズ・フィーチャー・ワールド』

京子さんがお薦めの次に来るジャニーズの世界を
十二分に堪能してきました。

私的には・・・
時折、懐かしい想いにも浸る瞬間が・・・・

フォーリーブスの青山孝史さんが唄っていた楽曲を、
何十年もの時を経て、歌い継いでいる場面も・・・・
あの時、ライブでター坊のその歌声を聴いた私は、
ちょうど博多座に足を運んでいる高校生くらいでした。

スゴイなぁ・・・
凄い歴史ですね。

京子さんのお陰で・・・
懐かしい過去と、素晴らしい未来のステージ・・・
様々な時空間を旅しました。

仲間とのこのひとときに・・・
感謝です。

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『エリザベート』in 博多座

博多座で上演されていますミュージカル、
『エリザベート』を鑑賞してきました。

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劇場の外・・・
開演の一時間も前から集まる、たくさんの人が。

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なんでも、俳優の皆さんの楽屋入り待ちするファンが、
大勢いらっしゃるのだとか・・・

さすが、人気の公演です。
この公演はチケットを取るのも、なかなか難しく・・・
私も自分のスケジュールと照らし合わせて・・・
ようやく千秋楽を3日後に控えた、この日の観劇。

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と言うのも・・・・

役を務める俳優の皆さんがWキャストで・・・
それぞれ観たい人を組み合わせ日程を合わせての作業。
まっ、この調整はなかなか楽しい時間でしたが。

で・・・
この日の私が、まず拝見したかったのは、
トート役の井上芳雄さん。

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以前、東京帝国劇場で見た『モーツアルト』で、
初めて井上さんの歌唱を耳にした時の衝撃!

最初の一音・・・!

ワンフレーズも唄わずとも解る、
人並外れた歌の上手さには、驚きと共に、
一瞬にして、その声と歌唱の虜になりました!

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そして、この公演『エリザベート』の
もうひとりのトート役は、城田 優さん。

同じ業界の方はご存知の方が多いと思いますが、
城田 優さんのお父様はテレビ番組等の作家先生。
私は日本テレビ『ザ・ワイド』でご一緒していました。

あの頃は息子さんのお話はあまり出ませんでしたが、
今では大活躍ですよね。

ただ・・・

飲んでる際のただただ楽しげな城田先生と、
この優さんとはどうしてもまだ、
私の中で結びつきませんが・・・でも、
素敵な親子ですね!

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博多座でも2001年の初上演以来、
観衆を魅了し続けて来たという『エリザベート』

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私はミュージカル界の若きプリンス、井上芳雄さんの
歌唱に魅了される中・・・

さらに今公演で興味深く拝見したのは、
狂言回しのルキーニ役の山崎育三郎さん。

公演も終盤になりその表現もさらにアップしたようですが、
物語の中でリードしていく表現力がとても素晴らしく、
またスマートで印象的でした。

上演後・・・
鳴り止まない拍手に・・・
カーテンコールは何度も、何度も!

本当に素晴らしい時間を頂きました。

あぁぁ~~~それにしても、
どうしたらあんな歌い方が出来るんでしょう。
これ以上は無い、井上芳雄さんの歌唱・・・
私の知る文言の数の中だけでは、
喩える褒め言葉が到底見つかりません。


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ふたたび博多座へ。

『六月博多座大歌舞伎』
夜の部の公演の観劇をさせて頂きました。

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午後4時45分開演・・・

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日本画家 松尾敏男画伯による祝幕
目にも鮮やかです。

夜の演目は・・・

「引窓」 「口上」 「十種香」 「女伊達」

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じっくり味わえる落ち着いた舞台が魅力の夜の演目。

その中で・・・
「じわっ~」と滲みそうになる涙を感じたのは・・・
『引窓』

片岡仁左衛門さん演ずる与兵衛の義理の母と
その母の実子、そして女房、
それぞれの間で揺れ動く心情・・・
そこに生まれる義理と人情、恩愛・・・
苦しみ葛藤しながらも最後には皆が温情を持ち、
人を思う人情味溢れる愛が描かれていました。

これはどれだけ時代が変わろうとも、
21世紀、平成になっても・・・
失ってはならない心が描かれている作品。
そして私もまたそうありたいと感じる時間でした。

そして・・・

なんといっても圧巻と感じるのは『口上』
五代目中村雀右衛門さんの襲名が披露された事に伴い、
本公演の幹部の俳優の皆様からのお祝いのご挨拶。

舞台上にずらり並んでいる俳優の皆様のそのお姿は、
やはり、圧巻です!

雀右衛門さんへのお祝いを述べるその言葉は、
それぞれのユーモアもあって楽しくもあり、
わくわく見応えのある口上の時間となっています。

中でも個人的に私が注目してお聞きしたのは・・・
友人の旦那様でもある中村歌六さん。

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歌六さんはこの公演ではお昼の部で出演されていますが、
その事を織り交ぜたユーモアあるお言葉に、
劇場のお客様からは温かい笑いもあり・・・おそらく、
次回、お客様はお昼の部へも足を運ばれる事でしょう。

そして・・・

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その歌六さんのご子息、
中村米吉さんも本公演ではお昼の部で
とても愛らしい女形を演じていらっしゃいます。
次世代大注目の俳優さん、間違いなしです。

『六月博多座大歌舞伎』
是非、一度お運びください。

中村雀右衛門さんはじめ、
素晴らしい俳優の皆様が出演なさっている、
華やかな中にも情愛溢れ・・・
しみじみ心温まる舞台となっています。


『歌舞伎福岡応援隊
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『六月博多座大歌舞伎』

平成二十八年博多座の六月の公演・・・
『六月博多座大歌舞伎』の観劇をさせて頂きました。

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本公演は、中村芝雀さん改め
五代目中村雀右衛門さんの福岡博多での
襲名披露公演です。

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公演二日目・・・・
お昼の部。開場した劇場に入り・・・
まずは、お席へ。

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舞台に目をやると襲名披露祝いの大きな幕が、
お越し頂くお客様をお出迎えしていました。
爽やかなブルーの色合い・・・
この日の空の色にも似て爽やかです。

劇場の中には・・・

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本公演の演目の画が・・・・
お昼の部。

「君が代 松竹梅」 「毛抜」 「熊谷陣屋」 「身替座禅」

それぞれに趣の違う、演目。
まずは、艶やかな舞の「松竹梅」

「毛抜」は、明るくユーモアが溢れる場面に、
ついつい笑いが・・・

そして・・・
「熊谷陣屋」雀右衛門さん襲名披露狂言。
「平家物語」で名高い「敦盛最期」を題材にした作品です。

この演目に登場の中村歌六さんは、
昔からの友人で歌手仲間でもある小川恵子さんの旦那様。
おのずと舞台に見やる思いが強まります。

途中、ふと、こんなことを思いました。
歌六さんの演ずる舞台を最初に観劇させて頂いてから、
いったい何十年の月日が経っているのでしょう?

これまでの時間を考えるととてつもなく長い時間が、
過ぎているにもかかわらず・・・この日、この舞台を、
わくわく新鮮な面持ちで眺める瞬間・・・・

歌六さんのお姿を眺めつつ、感じたのは・・・
素晴らしい演技には錆びが無いものだということ。
歌舞伎の演技を偉そうに語れる立場にはありませんが、
長い歴史と伝統を受け継ぐ歌舞伎の世界から瞬時に
そう感じたその思いは凛とした舞台の素晴らしさに
間違いなく圧倒され、魅了された瞬間でした。

そして・・・

「身替座禅」

もうこれは、ただただ、笑えます。
どの時代も変わらぬ夫婦の面白さ、可愛らしさ、
そして、男と女のあり方をクスッと笑いながらも、
引き込まれていく物語。そして、この演目で
注目して頂きたいのは女形の中村米吉さん。

私のブログでも何度かご紹介をさせて頂いていますが、
本当に愛らしく可愛い女形・・・

その米吉さんの繊細な所作には、
女の私も見習いたいほどの細やかな動き・・・
これからも注目して見て頂きたい若き演者さんです。

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こちらの画は夜の部。

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これらは、後日あらためての観劇を・・・
また、ご紹介をさせて頂きます。

そして・・・

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その歌六さんの奥様で、
米吉さんのお母様の恵子さん。

京都祇園の南座の公演の際にお目にかかってから、
もう一年3ヶ月が過ぎました。早い~~~。

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一緒に歌の世界にいた時代から・・・
もう、33年かな?!

いまでは、梨園の妻として、お母様として、
そして歌手としてとひとり何役もこなす恵子さん。
私は一役だけですから、本当に頭が下がります。

でも、いつ何時でもまずは、
元気でお会い出来る事が、何よりですね。
お客様をお迎えする間のつかの間の時間でしたが。
嬉しい再会となりました。

さて・・・
平成28年6月の博多座。
幕は開いたばかりです。

博多座六月のこの舞台は、
雀右衛門さんの他、坂田藤十郎さん、尾上菊五郎さん、
片岡仁左衛門さんととても豪華な顔ぶれとなっています。
華やかな舞台とともに豊かな笑いに触れ、
心豊かな幸せなひとときを是非・・・

私も日をあらためて・・・
夜の部の観劇が今から楽しみにしています。

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スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』博多座

念願叶っての舞台鑑賞・・・

スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』
博多座へ出かけました。

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東京新橋演舞場での公演は、
大人気でチケット入手も困難と言われていた中・・・
なんとか、何処かで!・・・と、思っていたおり、
福岡での再演とのこと・・・

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待ちに待ったこの日です。

『ワンピース』仕様の緞帳。
アニメのキャラクター達がお客様をお出迎えです。

ワクワクの中・・・
開演。

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漫画「ONE PIECE」は、見ていなかったので、
内容は知らぬまま、ドラマの世界へ・・・

でも、最初のワンシーンで、
すぐに伝えようとするテーマが把握出来ました。

「ひと、友情、仲間、絆・・・」

その世界へどんどん引き込まれてゆきます。

そして!
スーパー歌舞伎ならではの大掛かりな舞台演出。
これからご覧頂く皆様の為、詳細説明はさけますが・・・

「これは、紅白歌合戦?!」と思うようなシーンや・・・
新宿二丁目?のショーパブ?!・・・ディズニーランド?
有名アーチストのコンサート?!ここは、博多座?!
夢の世界へ導かれる華やかな場面が次々に。

そして!
なんと言っても、水の演出や宙乗り!

この舞台のスーパーバイザーでいらっしゃる、
市川猿翁さんが、三代目市川猿之助時代に培った、
『スーパー歌舞伎』の精神を継承するこの舞台に、当時、
私が取材させて頂いたさまざまな出来事が思い出され、
懐かしいやら何やら、時折熱くこみ上げる思いもあり、
堪能すると共に大きな感動でいっぱいになりました。

スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』
この舞台ならではの演出には、きっと、
初めてご覧になる方は間違いなく驚かれることでしょう。
とにかくもう、これは、圧巻です。

自宅に帰り・・・
素晴らしかった舞台の余韻に浸りつつ・・・
パンプレットを。

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市川猿之助さん、市川右近さん、そして、
坂東巳之助さん、中村隼人さん・・・

あらためて・・・
登場する役者の皆様を眺め・・・

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その豪華な顔ぶれと共に、
それぞれが何役もこなしている事の凄さを実感します。

その役の早着替えはありえないほどあまりに早すぎて、
見ている方が驚くことにも着いていけないシーンが多々。
事前にすべての配役を理解していたらなおの事、
ビックリしていたかも・・・。

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21世紀に航海となった『ワンピース』は、
これまでのスーパー歌舞伎の継承だけではなく、
より身近なテーマでありながら、進化し、さらに、
観客のお客様とも一体化するアトラクションに
なっていました。とにかく楽しめます!

是非一度ご覧になってくださいね!間違いなく・・・
元気のエネルギーチャージになりますよ!

スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』博多座
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坂東玉三郎 特別舞踊公演

博多座二月の舞台。
『坂東玉三郎 特別舞踊公演』
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博多座の「歌舞伎応援隊」のひとりとして、
ご招待頂き2日目の公演を鑑賞させて頂きました。 

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この日・・・
客席は平日にも関わらず3階席までぎっしり。
玉三郎さんの博多座での公演は平成25年の
「アマテラス」以来。それからの数年、おそらく、
心待ちにしていた方が駆けつけたのでしょう。
人気の公演である事がうかがえます。

お昼の演目は・・・

「船弁慶」

中村獅童さん演ずる、武蔵坊弁慶。
中村児太郎さん演ずる、源義経。
そして、静御前と平知盛の霊を演ずる、玉三郎さん。
それぞれが見事にぴったりと嵌ったお役で、
どんどん引き込まれていく物語・・・
静寂の中でも静御前の舞は力強く感じます。

「正札附根元草摺」

なんと言っても獅童さんの力強く勇ましい姿が圧巻。
獅童さんはテレビ番組の取材でお会いした事が
ありますが普段は物腰も柔らかく優しい印象の方。
でも、このお役は対極にあるもう一つの獅童さんの
表情、その魅力が溢れています。

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「二人藤娘」

幕が開いた瞬間・・・
わぁぁ~~とため息が漏れたほど・・・
華やかな舞台。しかし、それにも勝るほどの
二人の藤娘の登場・・・
玉三郎さんと児太郎さん。

妖艶・・・
艶やか・・・

歌舞伎舞踊ならではの煌びやかで、
華のある舞台、一瞬一瞬の舞が、
雅で優雅で繊細で・・・
玉三郎さんのその女形としての風情は、
女性としての大切な感情を学ばせて頂きました。

坂東玉三郎さんの特別舞踊公演。
是非、皆様も足を運んでお楽しみください。
玉三郎さんの魅力は博多座という劇場にも相応しく、
本当に華やかで素晴らしい舞台となっています。

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今年の博多座は、
歌舞伎の演目がたくさん・・・

4月のスーパー歌舞伎。
6月の博多座大歌舞伎。
11月の花形歌舞伎。

そして、個人的は大好きな、藤山直美さん、
雅楽の東儀秀樹さんなど注目の公演が多々!

今年は博多座に多く通うことになりそうです。
1年間、楽しみです。

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「六月博多座大歌舞伎」

博多座で上演されています、
『六月博多座大歌舞伎』の初日に出かけてきました。

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この公演は、四代目となる、
中村鴈治郎さん襲名披露の舞台・・・

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会場に入ると・・・
目を見張るのは、襲名披露祝いの幕。
大きな一枚の布に福岡の後援会の皆様の思いが、
込められている、そんな素敵な幕が掲げられています。

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会場内には、
今公演の演目、6作品の画が・・・・

お昼の部は、
「播州皿屋敷」「連獅子」「曽根崎心中」

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それぞれ語り継がれている馴染みのある演目で、
物語の面白さが身近に感じて頂ける作品。

中でも圧巻だったのは、「連獅子」
中村鴈治郎さんと中村壱太郎さんの親子師弟の
紅白の毛振りは親子ならではの息の合った舞姿。
それはもう息を呑むほどの素晴らしさでした!

お二人の舞から伝えられる並々ならぬ襲名披露舞台への
熱き思いが伝えられ、客席の鳴り止まぬ拍手までもが、
振りの回数が重なる毎に熱さを増していきました。

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夜の部は、
「ぢいさんばあさん」「襲名披露口上」「芸道一代男」

この舞台で私がもうひとつ楽しみにしていたのは、
歌舞伎の舞台で拝見するのは今回初めてとなった
市川中車さん。俳優の香川照之さんです。

「ぢいさんばあさん」の美濃部伊織役を務める中車さんは、
若き颯爽した姿から、37年のときを経て老夫婦となった
妻との再会を見事なまでの演技ぶりで月日の流れを
語っています。じわじわと温かいものを感じる物語に
平成の今でも、いやっ、今だからこそ語り告ぎたい、
愛とメッセージが込められていました。

この物語を観ながら思っていたのは・・・

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「私はこの時代に生まれたかったなぁ・・・」と・・・
これは、常々思っていることです。

戦う殿方をひたすら支え耐えて待つ・・・
意外かも知れませんが、嵯峨はおそらく、
生れる時代を間違ったと・・・
そんなことがふとよぎる心温まる夫婦愛の物語。
老夫婦の再会に私自身も胸熱く泣きそうでした。

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『歌舞伎福岡応援隊』の一人として、
今回も公演初日に鑑賞させて頂いた上方歌舞伎の
大名跡を受け継ぐ「中村鴈治郎襲名披露」の公演。
襲名を寿く、豪華な演者の皆様の大舞台ですが、
とても分かりやすい親しみ深く感じる舞台でした。

情愛溢れる心温まる
六月の博多座・・・・

是非一度お運びください。
会場を後にされるときには、きっと熱い思いを胸に
笑みが零れているはずです。

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博多座『二月花形歌舞伎』

今月の博多座へ。

『二月花形歌舞伎』
楽しみにしていた舞台を観て来ました。

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市川染五郎さんが主軸となり展開する「伊達の十役」
博多座での上演は初のお目見えということです。

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博多座の”歌舞伎応援隊”として、
しっかりと見届けようと、いざっ、劇場へ・・・
入り口では、パンプレットとこんな贈り物を頂きました。

染五郎さんが監修したという、フェイスパック。
しかも・・・

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”幸せになれる歌舞伎フェイスパック”とあっては、
使わないわけにはいきません。
早々に、使用します。

さて・・・
今回の演目。
何といっても染五郎さんの早替りが注目で、その回数は
40数回!その他に、宙吊り、だんまり、立廻り、と、
歌舞伎の醍醐味がぎっしりちりばめられている傑作。

染五郎さんが十役を演じ分けるところを、
とくと拝見!とばかり参戦したのですが・・・

凄いです!
凄すぎます!
普通で考えたら、到底理解出来ない早替わり。
衣装はさることながら、演技、表情、声、そして、
スピード・・・
そのどれをとっても 想像を絶する、早替わり!
完璧なまでの舞台に魅了され拍手も忘れてしまうほど。

歌舞伎ならではの見応えに、
終始圧倒されてしまいました。

そして、
この舞台で私が心密かにしていたもうひとつの楽しみ!

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新春は浅草公会堂の舞台で名題昇進のお披露目をした、
中村米吉さんの登場です。

お父様は、五代目 中村 歌六さん。

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実は、米吉さんは、私のロス・インディオス時代、
2代目ボーカルとして一緒に唄っていた、
小川恵子さんのご長男。

15年前、歌舞伎座での初舞台を拝見した時は、
嬉しくて何故か涙がぽろぽろ出てきたことが、つい、
この間のよう・・・

この舞台で米吉さんが演じる「京潟姫」
赤い着物に身を包んだ女形・・・
これが、本当に可愛い~~~!
そして女形ということあってか、お母様にそっくり!

お隣のお席の人が、
「米吉さん、可愛いかったね~!」と呟いていて、つい
「お母様に似ているんです!」と言いたくなって
止めましたが・・・

舞台での米吉さんは、もうすっかり観客を魅了する
素晴らしい役者さんに成長していて・・・
この月日の流れを愛おしく感じると同時に、
母である、恵子ちゃんには、
時同じくして生きた女性として心から尊敬の念を胸に
「恵子ちゃん、おめでとう!」と、叫んでいました。

今後、たくさんの皆様が「米吉さんの舞台に!」と、
足を運ばれる日も そう遠くない気がします。

私も影ながら・・・
「親子二代の今後を熱く見守っていこう!」
そう心に誓いました。

月日の流れが素敵・・・
そんなことを感じた一日となりました。

今月の博多座、見所満載です。
是非、皆様、お運びくださいませ!

中村歌六 米吉 龍之介 オフィシャルサイト
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